原田祐二のブログ

気になる暮らしを気軽に体験できる世の中を作る

大阪在住 東京勤務

いま東京で働いてるんですが、大阪に引っ越そうかなと考えています。

f:id:yuujiharada:20180916181541j:plain

というのも、惰性で会社(オフィスビル)に行っているんですが、正直行く必要もないかなと思っているからです。

僕は2014年に東京に就職して引っ越してきました。オフィスは永田町にあるNagatacho GRIDで働いています。

オフィスというよりもコワーキングスペース的な感じで、基本的に自分の席はありません。

View this post on Instagram

GRID紹介動画リリース!!! 打ち合わせしているヒト、音楽を聞いてくつろいでいるヒト、ランチ会に参加しているヒト、勉強会開催しているヒト、パーティーに参加しているヒト・・・ご近所の方やキッズ、議員、アーティストなど様々なヒトが交わり合って議論して、笑いあっている。未来を創造する21世紀型雑居ビル、NagatachoGRIDはどんどんこれからの未来を考える発信します。 #nagatachoGRID #gaiax #coworking #eventvenue #shareoffice #シェアビル #21世紀の雑居ビル #シェア#シェアオフィス #屋上テラス #rooftop #tokyo

Nagatacho GRIDさん(@nagatachogrid)がシェアした投稿 -

この動画を見て分かる通り、おしゃれなオフィスでここ自体は素晴らしい場所だと思います。

東京での暮らしに不満はないですし、働く場所としての環境も素晴らしいので全く不満があるわけではないのですが、それよりも大事にしたいことが最近見えてきたからです。

両親の家の近くに住む

僕の実家と嫁の実家は歩いて15分ほどの距離にあってとても近く、大阪に帰省するとどちらの実家にも帰ることができる非常に便利な環境です。

嫁は年的には3つ下で、元々接点があったわけではないのですが小学校も中学校も一緒の学校に行っていたりと非常に境遇が近い関係です。

ですので、大阪に住むとお互いの実家に歩いていける距離に住むということになりますし、子供の頃から住んでいた街なので友達もたくさんいます。

買い物をするスーパーや病院、学校、公園まですべてが子供の頃から知っているものばかりで、過ごしやすい環境であることは間違いないです。

大切な人と一緒に時間を過ごす

今後、僕にも子供ができたときには両親はおじいちゃん、おばあちゃんになります。

僕は5人兄弟で、一番下の弟はいま中学1年生ということもあり、親はまだ絶賛子育て中ですのでおばあちゃんという感覚は僕にも親にもないわけですが、2年前に叔父がガンで40代という若さで亡くなってしまったことを考えるといつ親が(自分も)死ぬかもわからない中でどれだけ同じ時間を過ごせるかはとても大切なことだなと思います。

両親も孫の顔を年に数回しか見れないというのも寂しいでしょうし、近くにいれることの幸せってあるんだろうなと感じています。

両親を助けることもできるし、両親に助けてもらうこともできる

あちこちで言われている話ですが、東京に住んで思うのは本当に地域での交流や助け合いがありません。

交流したくないというわけではないのですが、とにかく東京にいる人はみんな働きすぎで、忙しすぎです。忙しくて同じマンションの人を助けるということもできないような気がします。

同じマンションの人でもほとんど交流することがないので、今後、家族ができたりしたときに子供を少しだけ預かってほしい!となったらベビーシッターを雇ったりしないといけないわけです。

別にお金払って来てくれるんだから良くね?って話もありますが、家族が近くにいたらわざわざ金銭のやり取りなんかなくても見てもらえますし、突然体を悪くして倒れるみたいなこともあるわけで、家族が近くにいると何かあったときにでも助けられるし、助けてもらえるということの意味は大きいです。

いまシェアエコ業界では「共助」であらゆる問題を解決していこうという流れが起こっているので、その流れが更に加速して街でお互いに助け合うという文化は東京にも起こってくると思います。

しかし、家族同士が近くに住んでいたら知らない人に助けてもらう必要もそもそも無いわけです。

シェアハウスの全国展開

もし大阪に引っ越したら必要なタイミングだけ東京に来ようと思っています。例えば月で3週間大阪、1週間東京とか。

そうなると、大阪に家を借りて、東京にも家を借りてということになりますが、それはコストが無駄ですので、東京でシェアハウスでも始めようかと思います。

7月から三崎で月1万円で住めるシェアハウスを立ち上げ、二拠点居住を始めたのですがそんなノリのやつをもう一つ作るイメージです。

yuujiharada.hatenablog.com

あと、今回を期に仕事場としての「拠点」をなくすことになるので、上のようなシェアハウスは全国的に作っていきたいと思います。

で、3週間大阪、1週間東京だけでなくて、今月は沖縄、今月は福岡、とかいろんなところにいけたらいいなと思います。

いまやってる事業の開発責任者は福岡に住んでいて、3ヶ月に1回しか会わないのですが、だからといってそれほど問題もないです。

そう思うと僕の事業部の人はみんな地元に帰ればよいのではないかなとか思ったり。

それぞれがシェアハウス作ってくれたら全国にシェアハウスできて遊びにいけるようになるので。

別に個人の自由なので好きにすればいいかと思いますが。

東京で仕事をするかのごとく地方で仕事ができないのか

地方創生というワードが流行っています。

その中の一つに「若者が東京に行く」つまり「地方から若者がいなくなる」という問題があるわけです。

僕はそもそも東京に一極集中するのは別に問題ではないというか、東京に行きたいやつは東京に行かせてあげればいいと思っているので、一概に地方から若者がいなくなること自体問題であると考えていないのですが、地元に帰りたいけど、仕事がないので残念ながら東京で働いていますという人がいることも事実です。

地元に残された家族は子供に会いたいと思っているし、その子供も地元に残りたいと思っている。

それにも関わらず仕事のせいで東京に出なくてはいけない。

そうやって家族という一つの大切なコミュニティを仕事が分断しているという事実について問題提起をしたいです。

東京勤務を強制する会社には優秀な人が来なくなるのではないかと感じます。

さいごに

親の近くに住むといろいろ問題あるぞ!って話もあると思いますし、地元だからこそのめんどくささとかあるぞ!みたいな話もあると思います。

でも、一度地元を離れ、東京の街に出てきたからこそ、改めて地元の良さに気づいたこともありますし、いまだからこそもう一度戻ってもいいかなという気持ちがあります。

半年後に、東京最高!って言ってるかもしれないですが。

一緒に働いてくれる人も募集してます

TABICAで一緒に働いてくれる人も募集してます!

yuujiharada.hatenablog.com